マンションでの暮らしは、一戸建てほどご近所づきあいが重視されていないというイメージがありませんか。
購入したマンションに引っ越した際、近隣住戸への挨拶回りはするべきなのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はこの「マンションでの挨拶回り」について、挨拶回りをすべき理由を解説したうえで、挨拶回りの方法や注意点も挙げていきますので、マンション購入を検討している方はぜひ目を通してください。
マンション購入後の挨拶回りが必要な理由とは？
購入したマンションに引っ越した際の挨拶回りは、何かの事情がないかぎり、ぜひやっておきましょう。
その理由としては、以下のようなものが挙げられます。
●近隣住戸の方々の多くは「どんな方が引っ越してきたのか」を知りたい場合が多いため、挨拶回りをすることはそれを知ってもらうための絶好の機会
●挨拶回りで自分を知ってもらえれば早く打ち解けてもらいやすく、今後の円滑なご近所づきあいもやりやすくなる
このような理由で、基本的に挨拶回りはやっておくべきですが、たとえば「女性一人でマンションに住むが、防犯上の理由で一人暮らしであることを知られたくない」といった事情がある場合は無理に挨拶回りをする必要はありません。
マンション購入後の挨拶回りの方法と注意点
購入したマンションに引っ越した際の挨拶回りの方法と注意点としては、以下のようなものが挙げられます。
●左右の住戸および真下の住戸に挨拶回りをする
●引っ越し日当日～3日後ぐらいまでの間に挨拶回りを済ませる
●朝の忙しい時や夜間の挨拶回りは迷惑になりかねないので、挨拶回りの時間帯は午前10時頃～夕方5時頃の間にすることを心がける
●可能であれば家族全員で挨拶に行く
挨拶回り時の会話の時間は数分程度にして、長話にならないよう気をつけましょう。
また、500～1,000円程度の粗品を手土産として持っていくと良いでしょう。
挨拶回りに何度か行っても不在が続いて会えない場合は、「挨拶の言葉をつづった手紙を添えた手土産」をドアノブにかけるなどの方法もあります。
挨拶自体は簡単で手短なもので十分ですし、粗品は好き嫌いのない消耗品が良いでしょう。
機会を逃すとその後の生活の中で改めて挨拶をするチャンスはない場合もあるため、気になる方はぜひ引っ越し作業の段取りのうちの1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は購入したマンションに引っ越した際の挨拶回りについて、その必要性や方法、注意点などを解説しました。
「女性一人暮らしであることを知られたくない」などの事情がない限りは、挨拶回りはしておくべきです。
ご近所に良い印象を持ってもらえるチャンスでもありますから、前向きな気持ちで挨拶回りを検討してみるのも良いでしょう。
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