マイホームや土地を購入するとき、宅地建物取引士は買主に重要事項説明する義務があります。
これは売買契約に関わるさまざまな内容が記載された書類を用いておこなわれ、不動産について消費者が聞いてなかった、という事態にならないために必要なものです。
とはいえ、難しい内容も多いため、しっかり理解するために、押さえるべきポイントについてご紹介します。
不動産購入時の重要事項説明の物件におけるポイント
不動産を購入するときには後悔のないよう、重要事項説明書について隅々までしっかり目をとおす必要があります。
対象となる物件の所在地、住所や面積が書面と相違がないかチェックしましょう。
土地建物に関する権利のなかで、抵当権が設定されていないか確認することも重要なポイントです。
抵当権とは住宅ローンが払えなくなった場合、担保として土地や建物にかける権利のことです。
もし設定されている場合、住宅ローンが借りられなくなるなどの問題が発生するため、抵当権の抹消ができるかチェックしましょう。
区域や用途地域などの都市計画法、建物の高さや面積を制限する建築基準法など法令に基づく制限についてもしっかりと理解が必要です。
また近年では自然災害が増えているため、土砂災害や津波による災害警戒区域内か否かも、今後生活していくうえで大切なポイントになります。
そして飲用水、電気、ガス、下水処理方法といったインフラが整っているかどうかもチェックしましょう。
不動産購入時の重要事項説明の売買契約条件におけるポイント
不動産購入するときには、物件の代金以外にもさまざまな費用がかかります。
手付金や固定資産税など、金銭に関する事項はきちんとチェックしましょう。
また売買契約を解除する事態になった場合のために、解除の方法や条件、それに関する違約金の有無なども理解しておきましょう。
契約違反の場合、多額の損害賠償を負うこともあるため注意が必要です。
不動産購入で住宅ローンを利用する場合は、住宅ローンの借り入れをする金融機関、金額、金利、借入期間についても記載されています。
住宅ローンの条件も把握しておきましょう。
売買契約に関する重要事項説明は、お金に関わる大切な内容が記されているため、不明な点のないよう重要事項説明書はしっかり目をとおしておきましょう。
まとめ
不動産購入を検討している方は重要事項説明書について重要なポイントを把握しておくことが大切です。
不動産購入は消費者にとってとても大きな買い物になります。
専門用語が多く難しい内容が多いですが、安心して購入するためにも、分からない点は必ずチェックし、説明の際にきちんと質問しましょう。
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