不動産の売却を開始したものの、なかなか売れなくて不安になっている方はいらっしゃいませんか。
不動産が売れないのは理由があり、理由がある以上対策方法もあります。
ここでは不動産が売れない理由と取るべき対策について解説し、不動産を売るためのポイントについてご紹介します。
不動産が売れない理由について考えてみよう
不動産を売り出してもなかなか売却が決まらない理由として考えられることをいくつかご紹介します。
売却価格に原因がある
売却物件に対して売却価格が高い場合は、売れにくくなります。
売却価格が相場や立地などの物件の条件を総合的に考えて、適正価格と言えるか考えてみましょう。
立地条件や物件に原因がある
周辺に商業施設がない、駅が遠いなど生活していくうえで不便に感じるような立地の悪い物件は、売れにくいでしょう。
また、売却物件自体が再建築不可物件や最新の耐震基準に満たない古い物件は、リスクが高いのでなかなか売れません。
どちらも改善することができないものなので、不動産を購入する際には売却時に売れにくい条件の物件を購入しないようにしましょう。
売却時期に原因がある
不動産が多く売れる時期は、転勤や進学の時期になるので、その時期を外すと売れにくいと言えるでしょう。
不動産が売れないときに取るべき対策方法とは？
周辺で成約した物件の価格を参考にして価格を見直して値下げをします。
値下げをするとその価格から上げることはできないので、慎重に売却価格を決めましょう。
水回りは時代が一番わかる部分なので、水回りを中心にリフォームして古さを感じさせないようにする方法もあります。
不動産が多く売れる時期である2～4月や9月まで待ってから売却します。
不動産が売れないときに押さえておきたいポイント
売却を開始した不動産がなかなか売れないと焦ってしまうものですが、買手が現れたときに売り急がないことは大切なポイントです。
早く売りたいという気持ちが買手に伝わると大幅な値下げを求められる可能性があり、得策ではりません。
不動産の売却には時間的な余裕を持つことで心の余裕を作り、売却活動をしましょう。
不動産を売却する際には広告を出すので広告費が発生します。
広告費の費用を売却価格に上乗せして相殺するなど、広告費の出費で手元に残さなければいけない金額より少なくなってしまわないように注意しましょう。
但し、ほとんどの広告費用は不動産会社が費用負担してくれます。
競合物件の情報収集をして、売却価格が相場に見合っているか、ほかの物件に対して優位な部分がないかを確認することも大切なポイントです。
まとめ
不動産が売れないのは、売却価格が適正ではない、立地や物件に問題がある、売却時期が悪いなどの理由が考えられます。
対策として、売却価格を見直しや水回り中心のリフォーム、売れやすい時期まで売却を待つなどの方法があります。
不動産を売るときのポイントは、売り急がない、周辺の競合物件について情報収集をしておくことが重要です。
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